東京の猟仲間が、海亀の産卵を見たいという事で南国に来ました、南国は初めてという事でしたが、折からの梅雨真っ最中、大雨です、さて産卵が見れるでしょうか。
仏様の信仰が厚いのか夕方から雨がやみました、真夜中になり海岸を歩くこと30分、波打ち際から小さなブルトーザーのキャタピラの跡を発見!
既に終わっているか、波打つ際を左右歩く幸い足跡は一つだ、この足跡を
たどって行くと必ず海亀はいるはずだ、明かりを点けたらダメだ、声を出しても駄目です、息を殺して暗闇の中をたどる、50Mもたどったであろうか、
いた!海亀だ、そっと近づく、丁度産卵が終わり穴を埋めている所でした、前足で砂を集め後ろ足で埋め戻し、さらに後ろ足でパタパタと固めていた、
産卵跡を解らないように辺り一面掘り起こしたり、埋めたりしてから海へ一目散である、ここで初めてカメラで写さして頂きました、海へ帰る海亀です。
涙を流しながら産卵すると言うのは本当です、涙が解りますか?
本当は目が乾燥しないように涙?が出ているのだそうです、背中には大きなフジツボがついています、何歳ぐらいなんだろう?背中に乗ったら竜宮城に連れて行ってくれるかもしれませんね、
海亀の観察は、絶対に音を立てない事、明かりを点けない事特に産卵までは厳禁です、また海亀の卵は採取厳禁です、即逮捕ですから。
海岸の地熱を利用した砂蒸し温泉にも入りました、足元の先は海です、
夜はまたこれも地元の名物、軍国酒場です、当然歌は軍歌のみです、
店内は当時の遺品などが所狭しと置いてあり、各テーブルには、シンガポール方面、フイリッピン方面と戦地名が書いてあります、おりしも梅雨外は雨、何と雨漏りがしています、テーブルに洗面器、床にはバケツが置いてありました、リアルな感じでした、(笑)東京の方はびっくり!感動!していました、当然芋のお湯割り、つまみは乾パンです、また、ビールは魚雷、焼酎は手りゅう弾、と言います(笑)。