低気圧が過ぎ出航となりましたが、まだまだ相当な荒れが予想される、フェリーに乗り込み、即風呂、そして飲酒、酔った勢いで寝ました、深夜舳先を波が叩く大きな音、相当な時化である。そのまま寝込んでいると、どの位過ぎたか判りませんが、舳先を叩く音がなくなり朝を迎えました。
朝の日本海は波は穏やかで素晴らしい船旅である、早速レストランに向かう。
朝からビールを頂く、船では、飲む、風呂、映画、もしくは寝るかである。
波もお穏やかで海を眺めながらのビールは最高でした。
時速約50キロでの運航である、高速船だ、高速船であるにも関わらず、 「引き波が」 少ない、理由はスクリュウの構造にあります、以前のフェリーは2軸スクリュウでしたが、この新造船は1軸でその1軸に2個のスクリュウが付いており、最初に起こした波を次のスクリュウがその波を打ち消すそうです、それで引き波が少なく効率が良いそうです。
写真で見ても航跡が2本でなく、また引き波が少ないのが判ると思います。
昼前、福井県敦賀から、苫小牧向けの僚船とすれ違います、お互い50キロですから、直ぐに見えなくなってしまいます。
昼食です、昼も飲みます、天気も良く、最高の船旅になりました。
日本海に沈む美しい夕日です、見ごたえがありました。敦賀港まで残り3時間となりました。
夕食は定番のホエー豚のジンギスカン風です、夕食ではさすがに飲酒は控えます、まもなく上陸です、20時間の船旅の終わりが近づいています。
以下次号で。